事業内容

水素ステーション事業

水素ステーション事業

水素ステーション事業

私たちの組合では、北東北地域で初めての水素ステーション「おいらせ水素ステーション 水素の家」をおいらせ町に設置しています。

この施設は、「再生可能エネルギー循環型施設」として、リユースパネルを使用した太陽光発電エネルギーを主電源とし、リユースのリチウムイオン電池で夜間消費電力を賄いながら水素を製造するスマート水素ステーション(SHS)です。

「おいらせ水素ステーション(SHS)の特徴」

このSHSは、リユース品の太陽光パネルとリチウムイオン電池のほか、地中熱利用システムを採用しています。

水素は水を分解して製造するため、寒冷地では水の凍結をいかに防ぐかが課題でした。組合では、地中熱エネルギーを活用した空調・換気システムを導入することで省エネ性を高め、全国で初めてこの課題の解決に成功しました。

太陽光発電などの電力により低炭素な水素製造ができるため、持続可能で地域の特性を活かした様々なエネルギーの地産地消を実現していきます。

水素で「つくる」「つかう」「つながる」

組合では、SHSの設置とともに「燃料電池自動車(FCV)/クラリティ・フューエル・セル」を導入しています。

このFCVは、およそ家1軒分の1週間分の電気を発電することが可能で、災害時なども電力の供給手段として対応可能です。水素エネルギーの普及がさらに進めば、将来「停電のない家」が実現するかもしれません。

今後は、寒冷地でも水素の製造・貯蔵・外部への電源供給が可能であることを実証し、FCVの貸出を積極的に受け入れることで、水素によるエネルギー供給を地域の事業所や病院に普及・拡大させていくことを目標にしています。

水素ステーション 事業の経緯

2015年 1月 北九州市 水素ステーション視察
2月 電力自由化EXPO視察
6月 NEDO説明会 参加
9月 環境省 訪問
東芝環境ソリューション株式会社様 水素ステーション視察
10月 本田技研工業株式会社様 燃料電池車視察
12月 本田技研工業株式会社様・岩谷産業株式会社様との現地確認と打合せ開始
2016年 3月 地中熱補助金説明会 参加
北海道科学大学様・積水化学北海道株式会社様 打合せ
7月 環境省 平成28年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(地域再エネ水素ステーション導入事業)交付決定
10月 スマート水素ステーション建設地 地鎮祭
2017年 9月 燃料電池自動車 ホンダ クラリティ FUEL CELL 納車式
10月 スマート水素ステーション開所式